総務政策委員会行政視察

10月21日と22日に、米子市議会総務政策委員会は、四条通歩道拡幅事業(京都市)と職員採用・人事確保と組織改革(大阪府四条畷市)についての行政視察を実施いたしました。

歩道拡幅事業は、そもそも地元商店街振興組合からの要望があり、歩いて楽しいまちをつくる政策を進める行政側との思惑と合致して推進されていったようです。
整備後は、車線数が4車線から2車線へ減少し、歩道幅は3.5mから6.5mへ増大となり、テラス型バス停設置やバス停の集約(16か所から4か所へ)、沿道アクセススペース整備(15か所、32台分)、タクシー乗り場設置(2か所、7台分)などハード面での整備に、ソフト面での取組として、荷捌きや客待ちルールの徹底、カーナビで四条通りの優先度を下げる要請、一部バス路線の経路変更、バス利用者への案内・誘導によるバス滞留抑制などもされておりました。

整備効果として自動車交通量が整備前(平成18年)と整備後(平成27年)の比較で約4割減、また令和元年から6年間の交通量は、498061台(1日当たり1366台)減少したとのことで、課題としてタクシー駐停車マナーや沿道アクセススペース適正利用なども挙げておられました。

米子市でも本年3月に、歩いて楽しいまちづくりの一環として、駅前通りの一部区間の車道空間を活用した実証実験を実施して、課題なども浮き彫りとなったので、四条通りの取組は、今後の歩行者優先空間の検討やまちづくりを考えていく上で、示唆を与えていただけるものであったと感じました。

四条畷市は「日本一前向きな市役所」を掲げた人事戦略基本方針を軸に、採用・人材育成と組織改革を一体で進めている自治体で、職員のエンゲージメントとエンゲージメントを定量化できる組織改革クラウド導入についてなどのご説明もいただきました。
求める職員像を明確にされ、ポータブルスキルを重視した採用を進めておられる点や、専門人材の確保や組織改革クラウドを通じて組織全体の力を高めようとしている点、受験しやすい環境への取組、窓口受付時間変更に関することも、米子市における人材確保や組織改革を考える上でも、示唆に富む内容であったと思います。

また、米子と違うまちを歩きながら、まちや行き交う人々の違いなども感じつつ、気づきや考えの変化などもある行政視察にもなりました。

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