地域で暮す単身高齢者の安否確認

超高齢社会が進む日本の地域では、様々な深刻な問題が表面化してきておりますが、今後ますます増加が予想される単身高齢者をどのように地域で見守っていくかも大きな課題であります。

改めてそう考えさせられたエピソードがありました。

地域にお住まいのある単身高齢者のお宅の排水がやや多めに流れているのを通りかかりに目撃したのですが、3時間程度してから再び通りかかったときにも、変わらず多めの排水が流れておりました。

普通ならこんなに長時間、一人暮らしで排水が流れ続けないのでは?もしかしたら自宅内で倒れられたとか?そんな不吉なことが頭に浮かびましたので、呼び鈴を鳴らしますが出てこられません。

テレビも大きな音量で点いており、玄関は施錠してありましたので、窓ガラスを叩いて呼びかけましたが応答がありませんでした。さて困りました。自治会長さんのお宅へ伺い理由を話しましたら、その方の電話番号を知ってるようで掛けていただくと、暫く時間がかかりましたが出られ、まずはひと安心。

ですがまだ流れ続ける排水の理由がわかりません。電話でその旨を確認するのですが、耳も遠いようで埒があかず、会長さんと共にお宅へ伺い、結局、トイレの流すレバーと連動するタンク内箇所がどうも原因ではないかと、皆で想像したところでした。後で改修工事を依頼されるとのことで、ようやくこの件は済みました。

今回のことで、改めて特に単身高齢者がお住まいのお宅には注意しておかないといけないと感じますし、もしものときに、出来るだけ早く対処できるようにやれることを、事前に話し合っておくことや地域で共有しておくことなども必要と思います。

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