今月10日の参議院選挙の投票日を前に、鹿児島県の三島村、十島村、屋久島町、口永良部島の離島では、全国で最も早く3日前倒しで繰り上げ投票が本日7日から行われています。いずれの島も悪天候で船が運航できなくなった場合、島の外にある開票所に投票箱が届かなくなるおそれがあるためで、三島、十島両村の11カ所では、同日選の県議補選(鹿児島市・鹿児島郡区)の繰り上げ投票も行われているようです。(その他にも、参院選の繰り上げ投票は9日、長島町獅子島、瀬戸内町請島・与路島の計6カ所でも行われるようです)
期日前投票は既に始まっておりますが、本日の南日本新聞にも掲載されていたように、南さつま市選挙管理委員会は6日、参院選の期日前投票で、有権者13人に選挙区と比例代表の投票用紙を逆に交付し、そのまま投票したため各13票が無効になった可能性があると発表いたしました。これは、複数の投票がある場合、用紙ごとに交付の担当を置くよう総務省が求めているところ、今回は1人しか配置しておらずこのような交付ミスに繋がったようで、同日中に交付担当を2人態勢にいたしました。南さつま市選挙管理委員長は「今後このようなことがないよう、ちょっとした事柄もチェックする取り組みを職員に周知したい」と話されておりました。国民の貴重な一票が間違いから損なわれることのないように、今一度慎重に役目に取組んでいただきたいと思います。