愛する者への最期の手紙 朗読会

本日、万世特攻平和祈念館で終戦の日特別企画として「愛する者への最期の手紙 朗読会」と題し高校生と朗読家による朗読会が開催されました(祈念館職員による講話もありました)。この万世特攻平和祈念館がある地では、太平洋戦争末期の戦局が激しさを増す中、陸軍最後の特攻基地「万世飛行場」が建設されました。そしてわずか4ヶ月の間に17歳の少年飛行兵を含む201名もの特攻隊員が沖縄の空へ飛び立っていきました。終戦から77年を迎える今年は、ご先祖様をお迎えするお盆の時期に、若き特攻隊員たちが家族や大切な人へ伝えたかった想いにふれ、改めて「平和の尊さ・大切さ」を発信することを目的として、御手紙・遺書・遺詠・手記が、鹿児島純心女子高校、甲南高校、朗読家の浜本麗歌さんにより朗読され、改めて大切に生きること平和な未来をつくることなどが心に重く響きました。きっとご来場された多くの方々の心にも様々な感情を湧き上がらせたことでしょう。とても大切で今後も一人でも多くの方々の心に届けていただきたいと思います。この朗読会の様子は本日のMBCテレビ「かごしま4」で放送される予定ですのでどうぞご覧ください(番組はMBCで15時49分から放送予定です)。

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