気温や湿度が高くなる梅雨時季に気を付けないといけないのが、熱中症であります。湿度が高いと、汗が蒸発しにくく、体の中に熱がこもりやすくなるため、熱中症の危険度が高まりますので、本格的に暑くなる前から、暑熱順化のための運動などを無理のない範囲で心掛けてくださいね。
暑熱順化は、本格的に暑くなる前から徐々に体を暑さになれさせることで、暑熱環境にさらされても熱中症になりにくくなります。日常生活の中で、運動や入浴をすることで、汗をかき、体を暑さに慣れさせることなどが大切です。
暑熱順化には個人差もありますが、数日から2週間程度かかると言われており、暑くなる前から余裕をもって暑熱順化のための動きや活動を始め、無理なく暑さに備えましょう。
熱中症から市民を守ることに関して、今回の一般質問でも5項目いたします。主には、4月24日から熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)が運用開始されたことなどへの各対応などについて聞いていきます。
また昨年の6月議会の一般質問で、国や県の動向に注視し、関係機関と連携しながら情報収集に努めるとの答弁があった、クーリングシェルターの開設についても再質問いたします。
今回は、改正気候変動適応法の全面施行により、国内でのクーリングシェルターの取組が限定的である現状などへの地域の対策として、市町村は冷房設備を有する等の要件を満たす施設をクーリングシェルターと指定することが出来ることとなりました。このように国が各地域で積極的に取り組んで欲しいとのことで、新たに設けたわけですので、南さつま市でも取組めないものでしょうか?