令和4年第5回南さつま市議会(定例会)の最終本会議が開会され、総務文教委員長、産業厚生委員長、予算特別委員長、各委員長からの報告などが行われました。
そのなかで、陳情第14号については、各議員の考えや判断が分かれました。
陳情第14号「吹上浜沖洋上風力発電計画に係る住民・漁業者説明会の早期開催について」については、総務文教委員会でも委員からの意見が「趣旨採択」「採択」にわかれてましたが、結果、採択すべきものと採決されました。しかし今日の本議会での討論などの結果、趣旨採択すべきものとする議員多数により、「趣旨採択」となりました。議長を除く全議員(16名)による採決は、「趣旨採択」9名であり、各議員の判断が分かれたことがうかがえます。私はこの陳情書の文章を何度も読み返し、市民の立場に立って考え、「採択すべき」と判断し、「趣旨採択」に反対いたしましたが、残念ながらそうはなりませんでした。難しいですよね。陳情について、その文面の解釈などによっては、趣旨は理解されても、採択にはつながらないといった事例は、今後もあると感じます。それぞれの議員がしっかり考え、市民のための判断をしていかなければいけません。