「私は・・おばあちゃんの面倒をみたかったから・・・」将来は介護福祉の仕事に携わりたいと話す高校生に、動機を訊ね返ってきた答えに深い優しさを感じました。それが家族や親類へであろうと、誰かのために何かをしたい想いが、将来の目標になることは尊いことでもあるように感じます。そういう子どもたちが目標へ向かい頑張れるよう、そういう環境をつくれるように、私たち市議会議員も力を尽くしていかないといけません。そんな思いを抱きながら、今日の「健幸・福祉ふれ愛フェスタ」の各催しなどを見させていただきました。ふれあいかせだ1Fでは、健康チェック、栄養相談、レクリエーション体験、緊急通報システム、薩南病院の展示・体験などや、つわちゃんカフェ・認知症相談も行われており、単身高齢者が多くなる地域の実情などや取組のお話なども聞きながら、どのように地域で取組んでいくのか、私たちの地域で今後どういう取組から”共助の輪”を広げ展開していけるか考える時間でありました。
明日11月11日は、厚生労働省が制定した「介護の日」であり、11月4~17日の2週間は福祉人材確保重点実施期間と定めております。在宅介護を支える基盤である訪問介護の基本報酬引き下げ、介護する人材の不足、介護保険利用者負担割合など様々な問題や課題などがあり、私たちのまちでも、今後高齢者の暮らしを支えていくうえで、先を見据えた上で現在取り組むべきことを考え、議論し、実施していく必要があると思います。
また、小さなお子さんが楽しめるイベントもあり、市民会館での「こどもまつり」も多くの家族連れがご来場され賑わっており、天候は今ひとつでありましたが、加世田の街中でも賑わいがある嬉しい秋の週末でした。