雨天の朝でありましたが来春閉校する内山田小学校では「内閉校記念校区合同大運動会」が行われ、私も最後の思い出を少しだけでも共有したくて自転車で向かいました。
校門に木材を組み杉の葉で覆った「緑門」は住民など20名で復活させたそうで印象的な姿で出迎えてくれました。内山田小学校の児童は現在5名ですが1940年(昭和15年)には、なんと764名も在校していたそうで驚きました。校舎では思い出のアルバム展もあり、私が生まれるより前のセピア色の集合写真などを拝見しながら歴史の流れに寂しさも感じます。
地域住民も参加しての最後の運動会は約350人集まったと放送されており、校長先生の挨拶にあった「145年の教育活動の集大成」という言葉に私はしんみりいたしましたが、来春に加世田小へ通う子どもたちのより充実した学校生活、今後、地域の歴史と共に静かに違う形へ受け継がれていくことを願っております。