本日より9月26日までの予定で、令和5年第3回南さつま市議会が開会されました。初日は諸般の経過及び当面する市政の諸課題についてなどから始まりましたが、南薩地域振興局本庁舎建て替え(1962年築)が南九州市の県立保健看護学校跡地に移転する方針(案)が示されたことについて、市長から、南さつま市長として現在地に整備していただくよう、政治生命の全てをかけて努力してきたこと、この地へ留めることが出来ず残念至極であること、そして、これまでふるさとの礎を築いていただいた先人・先輩や市民の皆さま方及び多方面から多くのお力添えをいただいた方々に対し、伏して心からお詫び申し上げます。との内容のお詫びの発言もありました。閉会後の全員協議会でも南薩地域振興局庁舎再整備方針(案)発表までの経緯について説明などもあり、両候補地の客観的な指標を用いて点数比較された結果を見ながら、改めて県が考慮した事項以外でも、もっと私たち市議も何か出来なかったのかと申し訳なく感じると共に残念であります。今後は跡地利用を含めた地域振興策が講じられるはずであり、まだ跡地利用などについて考えたくない気持ちもありますが、本市にとって最も有効なものになるよう私たちも協力していきたいと思います。