水槽付消防ポンプ自動車

本会議で、報告事項や専決処分、議案の質疑などが行われ、私は8質疑を行いましたが、そのなかで、今回は最後に質疑した財産取得(水槽付消防ポンプ自動車 1台 60,060,000円税込み)については、議会散会後には消防本部へ出向き仕様書(議案50号財産取得のもの)と共に詳しい説明も受けたり、自宅での調査などの時間を長く有しました。議会での質問内容は以下です。

  報告第4号 令和4年度公益社団法人南さつま市農業公社の決算について

質疑①:令和4年度の製品販売が計画より減少した理由のひとつに「バラ堆肥」が計画より237.1t(計画では450tだが決算では212.9t)減少したことがあるが詳細を伺いたい。

質疑②:農業機械の貸出しに関し、昨年議会で「要望があれば市内どの地区からの貸出しもでき、広く周知していく」とのことだったが、旧金峰町地域の農業耕作者の方々以外の貸出しもあったか?

  報告第5号 令和5年度公益社団法人南さつま市農業公社事業計画について

質疑③:事業費の合計が減少しており4年度事業報告と比べ水道光熱費が141万4126円、約37%増

(3,804,874円⇒5,219,000円)だが、内訳はどうか?

  報告第7号 令和5年度株式会社杜氏の里笠沙事業計画について

質疑④:労務費の雑給で、4年度事業報告と比べ5年度事業計画では271万7103円増

(5,396,987円⇒8,114,000円)だが詳細はどうか?

質疑⑤:経費における容器代について、4年度事業報告では、販売本数1.8L換算本数(25度換算)で43,572本ということで、容器代から1本当たりを計算すると178円。5年度事業計画では、261本少ない43,311本であるが、容器代は285万6280円増えている(1本当たり245円計算になる)。1本当たり67円と約38%も価格上昇ということだが、昨今の瓶不足による価格転嫁によるものか?詳細を伺う。

  議案第50号 財産取得について(水槽付消防ポンプ自動車1台 60,060,000円税込み)

質疑⑥:【納期遅延について】北海道では半導体不足や大手のデータ不正などを背景に、今年3月末までに更新予定の消防車の全体の約1/3に当たる33台の更新が見送られたとのことで、このように様々な理由で納期延期になった場合の取り決め等はどうなっているか?

質疑⑦:【落札率について】落札率が98.9%(入札書比較価格55,210,000円 、入札価格54,600,000円)と高い落札率に思うが、この理由をどのように分析しているか?また、消防車の落札率はだいたいこのぐらい高いものか?

質疑⑧:【入札書比較価格について】消防車はそれぞれオーダーメイドで同価格にならないのは承知しているが、他と比べ高いように感じる。議案資料の「仕様」に記載されている性能と同じような性能を有する車両が、他ではいくらで落札しているか調べてみると、箕面市で令和5年4月28日に一般競争入札された小型水槽付消防ポンプ自動車の入札書比較価格が4337万円で本市の価格より1184万円安く、ここまで金額に差が出るものか疑問に感じる。本市の仕様書と比べていないので、どこまで性能や装備に差があるかわからないが、公開されている(箕面市のもの)仕様書を見るに、1分間に2200Lの部分が2000Lというぐらいの違いであり、価格差が大きいことに違和感を感じる。入札書比較価格についての説明を伺う。

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