日清丸紅飼料株式会社の研究開発施設に係る立地協定書調印式が、本日、笠沙恵比寿にて開催され出席してまいりました。
笠沙恵比寿は2000年、合併前の旧笠沙町が滞在型の観光宿泊施設として開設。15年度からJTBの子会社が指定管理者として運営してきましたが、19年度で撤退し休館していました。20年度に民間譲渡先を公募し2法人の応募がありましたが選定に至らず、今年1~3月の再公募に日清丸紅飼料1社が応募し、売却価格21,045,000円での売却及び冷蔵、椅子庫等の備品の無償譲渡が9月議会の承認を経て、本日の正式契約となりました。
日清丸紅飼料株式会社は1957年設立、資本金55億円。全国に畜産・水産飼料の生産・販売拠点があり、県内では鹿児島市に工場があります。計画では愛知県田原市の水産研究所を移転し、従業員は15人で、3人を地元から採用するとのことです。外観は、基本的にそのままで、事務所棟、飼料製造棟、育成棟、種苗棟として活用し、中庭には親魚棟を新設する計画とのことでした。
笠沙恵比寿から新しくなった日清丸紅飼料株式会社の水産飼料総合研究所施設が、私たちの未来のための誇れる研究施設になることを期待しております。