学校自由参観その2と地域文化祭

地域が育む「かごしまの教育」県民週間 が始まり、先月末の坊津学園につづき、加世田中学校、加世田小学校、金峰学園の自由参観へ伺いました。

まず加世田中学校は加中祭を実施しており、訪問時は合唱コンクールを聴きました。古くなった体育館に響く生徒の歌声に、中学時代の合唱コンクールで「気球にのってどこまでも」を皆で歌ったことを懐かしく思い出しました。

加世田小学校では、各授業の様子などが見学できました。蛍光灯の他、外の光が天井部から入り明るい図書館では、司書さんでしょうか?少しお話を聞くことができました。約1万6千冊の本があるそうで、よく借りる子も多く、先月は約8千冊の貸出しがあり、1人当たりでは月平均約12冊の貸出数があると聞いて驚きました。3日で1冊以上読む計算になりますから、これが文字の多い本ばかりなら相当でしょうけど、やはり漫画系の本も人気のようでした。人気があると教えてくださったのが、”科学漫画サバイバルシリーズ”で、楽しく勉強できそうでありました。他にも、私が小学生のころ夢中になって読破した江戸川乱歩シリーズもあり、それだけで嬉しく感じるところです。

金峰学園でも文化祭を実施しており、体育館での劇では、地域の大人と子どもが一緒に劇をしており、そのなかには同僚議員の姿もあり、盛り上がる会場で私も楽しませてもらいました。その後、児童生徒は各教室へ移動し、それぞれのテーマで考え練習してきた成果の発表でありましたが、田の神さぁ、金峰コシヒカリ、地域の特産品、平和、薩摩半島の歴史など、テーマも多様で、タブレット端末によるQRコード読み取りで、子どもたちによる史跡などの解説動画へアクセスなど、少し違う企画もあり、それぞれ賑やかに楽しんで発表されておりました。保護者の方々なども手を振ったり児童も手を振り返すなど、私にはいつも目にしない優しい光景であり、改めて子どもの健やかな育みの大切さを感じたところでした。

このような学校自由参観の機会があるのは、地域で暮す大人にとっても本当良いことですよね。

戻りに市民会館へ伺い、今日から3日まで開催する「第19回加世田地域文化祭」の、絵画、書道、文芸、工芸、手芸、生花、フラワーアレンジメントなど、展示発表されている力作を鑑賞いたしましたので、文化芸術の秋満喫の日となりました。

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