国道226号 笠沙道路開通式典が開催され私たち市議会議員も参列してまいりました。
笠沙道路は、笠沙町大当から笠沙町野間池までの約5.4kmの区間であり、平成5年度から整備は着手され、今回約1.2km区間の開通により全線改良済みとなりました(R5年度末の事業費約125億円)。
地元の方々にとってリアス海岸沿いの幅員の狭い道の解消は、長年の願いでもあり、野間岬海道大橋(全長179m)、笠沙トンネル(全長517m)など、橋梁8基、トンネル1本により、それが叶えらたわけです。
平成5年(1993年)から比べると人口減少と高齢化は進み、観光宿泊施設「笠沙恵比寿」は水産用の養殖飼料を開発する研究施設になるなど、時の流れと共に今後も地域の状況は変化していきます。
今後も少子高齢化の波を受けていきますが、30年以上もの長きに渡り全線開通に至ったわけですので、地域の方々の日常通行はもちろん、観光や物流、災害時など、ぜひ多様に有効に活用せれることを願います。
※国道226号は、南さつま市加世田を起点として、南薩半島南部の海岸線沿いを経由し、鹿児島市山下町へ至る延長約154kmの幹線道路で、平成5年、起点の国道270号交差点から枕崎市の国道225号交差点までの区間が、県道から国道に昇格いたしました。