1月2日に羽田空港で発生した日本航空と海上保安庁の衝突事故に関して連日報道されており、私も何故このような事故が起きたのか?など、この事故に関しても注視しております。
新聞やネット記事を読んでおりますと「18分後に脱出完了」の記事があり、どのような状況だったのか調べてみました。
1.衝突の直後、客室乗務員らは8カ所ある脱出口のうち5カ所からは炎が見えたため使用を断念し、3カ所からの脱出を決めた。
2.通常、機長らから指示が出されるインターホンが使えなくなっていたため、機内後部にいた客室乗務員は自らの判断で脱出用シューターを出していた。
3.乗客・乗員379人全員の脱出が着陸から18分後に完了。
このような順のようで、私も報道にもあるように適切迅速に避難が完了したものと思います。
そこで一番気になったのが2の「客室乗務員は自らの判断で脱出用シューターを出し」の箇所であり、もしこのとき客室乗務員が機長からの指示がないからと、脱出シューターを出すことを躊躇っていたりしたならば、もしかしたら乗客・乗員の人命に関わる事態になっていたのかもと考えておりました。
ただ調べてみますと、どうやらこのような場合「機長の指示なくドアの開放、脱出誘導してよし」という判断基準があるようで、 それに基づき客室乗務員が判断したようであり、勝手な判断で脱出シューターを出したわけでないようです。
私たちの身の周りでも、いつどのような状況で、このように迅速で適切な判断が求められる状況になるか判りません。
今回の事故報道を調べながら、私も改めて慌てたりパニックにならないために、常日頃からの危険に対する心構えなどの大切さを感じたところです。
そのうえで自らの判断の大切さも常に意識しておきたいと思っております。