安全祈願祭・起工式

こんにちは、かとうあきらです。

本日、グリーンドーム金峰にて、(仮称)南薩地区新クリーンセンター施設プラント工事の安全祈願祭・起工式があり、出席してきました。金峰町高橋地内に建設するこの施設は、発注者:南薩地区衛生管理組合、施工管理者:一般社団法人日本環境衛生センター、設計・施工者:日立・極東・渡辺・南生・小牧・上東・特定建設工事共同企業体。エネルギー回収型廃棄物処理施設(焼却施設)とマテリアルサイクル推進施設(粗大ごみ処理施設)と管理棟からなり、工事期間(設計期間も含め)は令和3年2月から令和6年8月31日まで、運営期間令和6年9月から令和26年8月31日、工事請負金額167億8930万円の事業になります。焼却施設は145t/日(72.5t/日×2炉)の施設規模で稼働時間24時間運転、余熱利用設備(発電1990kw、場外余熱供給4GJ/h)、飛灰処理設備(薬剤処理及び乾灰搬出の併用)など、粗大ごみ処理施設は16t/日、運転方式1日5時間運転となっています。衆参議員、県議員、構成市(枕崎市、日置市、南さつま市、南九州市)の市長などが出席して執り行われました。大きな循環型ごみ処理施設が未だ建設反対の地元住民の理解を得られないまま砂丘の杜で本格的に工事が始まります。市民生活で必ず出るゴミはどこかで処理をする必要があり、その処理施設建設はどこであろうと難しい問題をクリアしながら進められます。祝辞などで地元のご理解を得ながら10年かけようやくこの日を迎えたと何人かの方が話されていました。造られるからには2050カーボンニュートラル実現に寄与できる未来に誇れる施設であって欲しいと願います。私たちは、この施設をなるべく使わなくていいように家庭ゴミなどの排出を抑制していかなければいけません。まだまだ地球環境の未来を考えてやれることはあります。今もこれからも、ひとり1人の取り組みが基本で最も大切なことだと思います。

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