寄り添う助産院

本日のMBCテレビ番組「新窓をあけて九州」で「ようこそ!赤ちゃん~家族に寄り添う助産院~」と題して鹿児島中央助産院の生まれる人、産む人に寄り添う活動や北村院長の想いなども紹介されており、拝見しながらやはり本市にも助産院が出来ないかと考えさせられました。

子どもは宝とよく言われますが、本当にそうですよね。 産み生まれることは、私たちの未来であり希望となるものです。 しかし、残念なことに本市には現在子どもを産める場所がありません(令和5年春に完院予定の新薩南病院には産婦人科が新設予定)。 去年の12月議会の初めての一般質問の最初の質問は周産期医療についてでした。 そのなかで、公設公営の助産院が本市で出来ないかと質問いたしました。

いろいろ難しいことがあるのは承知しておりますが、少子化の加速する現在、女性や家族が安心して赤ちゃんを産み育てられる環境を整えることは今まで以上に必要です。 そして助産院のような丁寧な継続ケアを受けることができる場所を望む声は確実にあります。

助産師による正常な経過の分娩の介助ができる助産院ですが、ハイリスク妊産婦・分娩管理のため鹿児島県でも周産期医療体制が整備されており、緊急時は直接助産院が搬送依頼を出すことが出来迅速な対応ができます。 この周産期医療体制の仕組みを活用して、本市でも低予算で始められる助産院を基にした分娩施設を持つことが出来ないでしょうか? 生涯で生まれた場所はただひとつの大切な場所ですし、その瞬間も掛け替えのないものとなります。 そう思うほど、令和5年春に開院予定の新薩南病院に産婦人科が新設されるだけでは足りないと感じます。

より多くの方が幸せに産んで育てていただけるためにも、生まれる人、産む人に寄り添う助産師さんがいる助産院は本市にもあって欲しい! そして、南さつま市で生まれる子がひとりでも多く幸せに育って欲しいと心から願います。

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