こんばんは、かとうあきらです。
朝から雨で、咲き始めた紫陽花には嬉しい日になりました。
市民の方から子どもたちのマスク着用についてお話をお聞きいたしました。
通学時にほとんどの子どもたちがマスクの着用をしており、これから熱中症の心配もあり、成長や健康に害を及ぼす恐れがありご心配をされているとのことでした。私が今回一般質問で子どもたのマスク着用に関して質問するということで議会でもマスクを外すように話して欲しいということでした。
子どもたちへのマスク着用については、文部科学省から、人との距離(2m以上を目安)が確保できる場合
においては、マスクを着用する必要はありません。また、就学前のお子さんについては、マスク着用を一律には求めていません。とし、就学前児(2歳未満、2歳以上)、就学時児(小学校から高校段階の屋内、屋外、学校生活)について具体例なども示しHPでも公開しております。
ただ危惧する状況も考えられます。例えば厚生労働省の具体例では「鬼ごっこなど密にならない外遊び」はマスク不要としていますが、休憩時間の遊びなどの場面では当然言葉を交わす状況も想定されます。また逆に、感染リスクの少ない屋外で人との距離があるにも関わらずマスクが外せず熱中症や体調を崩すなども考えられます。厚生労働省によると、人との距離が確保できない場合でも、屋外で人とほとんど会話を行わない場合や徒歩や自転車で人とすれ違う場合などでもマスク不要としております。文部科学省によると、学校生活では屋外に限らず、プールや屋内の体育館等を含め、体育の授業や運動部部活動などはマスク不要としており、また小学生の登下校時に教員がマスクを外すように積極的に指導することが示されております。これは、子どもに限ったことではありませんが、今までのマスク着用の習慣が外せる状態を拒んでいるように思います。朝の挨拶をする先生や登校を見守る地域の方がマスクをしていては、子どもたちはそれに見習い外せないと思います。まず大人が屋外でマスクを外すなど適切なマスクの使用の手本を示すことで、子どもたちも安心してマスクが外せるになるはずです。
市民からは「小さい子は着用が難しい。発達への影響も心配。マスクなしで季節の匂いを感じたり、友だちなどの表情を見たりしてほしい」などの声も聞きます。表情が見えにくくなりコミュニケーション能力が低下すると子どもの成長にも影響があります。また、マスクの着用や、過剰なまでの消毒などにより、子どもたちが病原体に感染する機会を奪っているとの専門家の意見もあります。今まで良いとされてきたマスク着用が、思わぬ“副作用”を引き起こす恐れが危惧されます。 人間は生れてから、さまざまな病原体に遭遇し、感染することで免疫を獲得していきます。小児期に感染のタイミングを逃してしまい、成人してから感染すると、重症化する病気は少なくありません。
私は、屋外などではマスクを取って新鮮な空気を吸うことも重要だと思いますし、健やかな成長のためにも子どもたちには、的確な指導を基に自らも判断し、出来るだけ屋外でのマスク不要時間を作って欲しいと思います。子どもたちは大人を手本としますので、私たちも的確なマスクの着け外しをしないといけませんよね。
今後、子どもたちにとって、マスクでの学校生活はまだ続きそうですが、健康や安全に配慮した上で、子どもたちが出来るだけストレスのない生活が送れるように、私たちも協力していきたいと思います。