中学校在り方検討委員会の記事から

本日の南日本新聞に先日開催された「第4回南さつま市中学校在り方検討委員会」に関する記事が掲載されておりました。

もちろんこの検討委員会は、市内中学校の将来像、今後を議論する委員会でありますので、再編などの結論ありきで議論などがなされないことを信じており、私も第3回と第4回の在り方検討委員会を傍聴し、どのように進められ、どのような意見が出てどのような回答だったか、その場の空気感を感じながら聴いておりました。

そのうえで、今後、できるだけ対象校区の方々を中心にそれぞれの考えや思いを聞きながら公正に分析し、なるべく遺恨が残らないように推進していく必要性を感じております。

学校がある地域から学校がなくなることは地域の将来に大きく影響することで、学校再編に反対する気持ちは校区や地域の未来を思えば当然であります。

ただ今後、本市だけでなく、どこの地方自治体も今後少子高齢化は加速していき、地方財政は厳しくなり現状の市民サービスを維持することは出来なくなり、市民サービスの低下の先に市の消滅へ近づく未来が現実味を帯びてきているようで、私は危惧しております。

そういったことも含め、子どもたちのより最適な学びの環境確保、地域の現在と将来、未来などを皆で話し合い考え、現在どうするべきか判断していかなければいけないと思います。

今私は、学校を再編しても、再編しなくても、どちらにしてもそれぞれ違う問題に向き合う必要性はあると考えますが、そうであるなら出来るだけその地区、地域で暮らしていく方々の気持ち、今と未来の子どもたちへのより良い育みが反映されるよう、取り組んで行かなければと思っております。

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