本日15時から、南さつま市民会館で、洋上風力発電に関する制度説明会が、利害関係者(漁協、砂利、航路など)を対象として開催されましたが、市議会議員も参加可能ということで、多くの議員と共に参加いたしました。
説明会は、県商工労働水産部エネルギー対策課のヒラヤマ氏の挨拶から始まり、オンラインによる経済産業省資源エネルギー庁のテラサワ氏から「洋上風力発電に関する政策」について、その後「洋上風力発電に係る先行県の状況」について、県商工水産部エネルギー対策課からの説明があり、最後に質疑という流れでした。
説明内容は、カーボンニュートラル、洋上風力発電導入意義、導入目標、再エネ海域利用法の概要・目標、再エネ海域利用法に基づく区域指定・事業者公募の流れ、法定協議会とりまとめにおける「将来像」の位置づけ、事業者による地域共生策に関する提案例、漁業調査、促進区域の指定基準の概要、事業者公募のプロセス、「セントラル方式」におけるJOGMECなど、県からの先行県状況説明は、秋田県由利本荘市沖、千葉県銚子沖、福岡県響灘沖、佐賀県唐津市沖の4か所でした。
質問では、県の情報提供、利害関係者の考え、風車の故障率、政府導入目標2040年以降の状況、風車撤去時の問題、環境アセスと環境配慮、EEZに浮体式による洋上風力の拡大の目的、先行県の発電コストなどの質問がありました。
今後まずは、こういった制度説明会や事業者による説明会が利害関係者以外の市民へも開催され、市民それぞれが考え判断できるようにしていただきたいと思います。