動物が出入していた古民家の戸ですが「無双窓」と呼ばれるようで、「無双連子窓」の略で「無双戸」とも呼ばれる窓の一種とのこと。連子とは小幅の縦板と同じ幅で等間隔にうちつけた格子のことを言い、無双が表裏が同じ物をさすので、この名前が付けられたそうです。この辺りの古民家でもよく見かけ、先日お邪魔した国登録有形文化財の鮫島博邸でも同じように縁側部分にあり、網戸などがない昔の家では室内の空気の流れを良くするためにも必要なものだったのでしょう。
年末にかけ少しづつ掃除もしていきたいものの、ついこういった補修箇所が目に入り調査するも、根本的な改修が必要なことがわかり・・・見なかったことにしたいものですが。