台風一過、私も朝から市内の状況確認などのため自転車で向かいました。自転車の機動性を考え主に自動車が入れないサイクリングロードや狭い路地などの巡回に徹しましたが、倒木(竹や細い木)や散乱枝類が多くひとりで撤去作業をやりながらの巡回でしたので、予想以上に時間を要しました。
朝一の「りんりんロード」調査で、いきなり桜の木(根元直径30cm以上)が根元から折れ道を塞ぐように倒れかかっておりました。その先も大量の枝や葉が道路を埋め尽くし、大きなものは横へ除きながら進みます。これまで大雨時に何度も路肩が崩れている箇所で、やはり今回また崩壊(深さ60cm以上で内側も大きくえぐれている)しており危険状態を把握。その先も所々で竹が道路脇から道路へ垂れてきており処置しながら万世側へ進み、交差点の先で道を塞ぐ多くの竹を確認したので時間がかかりましたがこれも処置。いったん本庁へ戻り急を要する桜の倒木と路肩崩壊の情報を道路維持1係へ寄せましたが、両方とも既に確認されており早急に処置くださるとのことでひと安心でした。
その後、益山を通り高橋へ向かいましたが、途中オリーブ畑でやや大きいオリーブの木が3本程度倒れておりました。オリーブは枝や葉に重量があるのに根は浅くもろいので暴風で倒れてしまうことがしばしばあります。当然、ここでも添え木や支柱を立てるなどの防風対策はされておりますが、今回の台風6号からは防げなかったようでモヤモヤした気持ちを抱きながら片付けが進む海浜公園前を通り、サイクリングロード(小湊側から)へ。
吹上浜サイクリングロードは市の管理ではありませんが、今回の台風6号では各地で被害が出ているうえ、自動車が入れない状況なので、なかなか管理者(県)が早急な確認や対応等は難しいと判断し、自転車の機動力を活かせる私が緊急対処を行いました。それに私たち市民が昔から使うサイクリングロードですので、出来るだけ自分たちの力で対処したいとも考えます。まずは通行できるようにすることを目的に倒木や大き目の散乱枝類を処置しながら進みましたが、サンセットブリッジ手前までより、金峰側が圧倒的に大量に散乱状態で通行支障となる箇所も幾つかあり、時間がかかりましたがなんとか通行できるレベルに処置できましたので、こちらもひと安心でありました。