坊津での観光とサイクルツーリズムに関する講演会

「稼ぐ観光とサイクルツーリズム~地域固有の文化を活かす持続可能な観光~」と題して坊津町坊の輝津館で、昨日10月8日(土)の13時30分から講演会が開催され参加いたしました。講師は元HISでハウステンボス再生事業担当もされ、現在、駒沢女子大学観光文化学類准教授、帝京大観光経営専任講師でもある鮫島卓氏で、これからの本市の観光について考える良い時間となりました。

1.観光で稼ぐとは~ディズニーリゾートと城崎温泉の共通点から成功の秘訣を読み解く

2.観光開発の構造と付加価値化

3.サイクルツーリズムの動向と活用

4.地域固有の文化と持続可能な観光

大きくわけてこの4つの内容についての講演でした。

町の価値を皆で作ることで皆が潤うことに繋がる。夜か朝の仕掛けをすることで宿泊など滞在時間を長くする。プロモーションはナンバーワンかオンリーワンに絞ること。人は経済がなければ生きていけないが、文化がなければ生きている意味がない。そんな言葉が私には印象に残りました。そして、坊津に観光客を呼ぶ仕掛けとして、海辺の小さな古民家レストラン、海辺の小さな古民家ゲストハウス、かつて漁師が食べていた料理、静かに歩ける石畳や石垣の街並みを挙げておられ、改めてその場所にあった観光推進の必要性を感じました。

また、坊津町出身の講師の卓さんには、以前本市で観光関係の講演会をして頂いたことがあり、5、6年ぶりの嬉しい再会でもあり、急遽の予定の都合がつき、自転車で駆けつけられて良かったです。

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