手話体験講座

南さつま市社会福祉協議会主催、鹿児島県視聴覚障害者情報センター協力による「手話体験講座」の1回目が、本日ふれあいかせだで開催され参加してまいりました。

満尾祥一氏(ろう講師)と宇野みわ子氏(手話通訳)による講義に、参加者は私以外、全て女子高生(12名)と若い世代の参加を嬉しく思うと共に、他の世代の参加がなかったことを残念に感じました。

私は、健聴者と聴覚障害者の意思の疎通と相互の理解を深めることや、聴覚障害者の福祉の増進を図るためにも、市民を対象とした手話講座等への理解は必要と考えます。

私のふるさと鳥取県で2013年10月、全国で初めて、これまで「福祉」の中でのみ語られてきた手話を、福祉という扱いではなく「言語」として扱う条例(手話言語条例)が制定されました。そして現在、手話言語条例を制定する自治体は34都道府県、321市、17特別区、80町、4村の計456自治体(2022年6月24日)に広がっておりますが、本県では鹿児島県と曾於市(県・1市)にとどまっているなど、本市を含めまだまだ制定に向け取り組んでいく必要があります。

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