ひとり親家庭医療助成事業

本日は、産業厚生委員会が開催され出席してまいりました。

付託議案3件と意見書1件の審査、所管事務調査(医療費助成、マスク着用に関すること)。開会前に付託議案53号「南さつま市市道路線変更について」の地頭所阿多線、花瀬大迫田線の現地説明を受けてからの審査となりました。

意見書案第1号「ひとり親家庭医療費助成事業」および「重度心身障害者医療費助成事業」の給付方式の見直しに関しては、意見書案審議前の所管事務調査で執行部から資料提出と説明がなされ、その後、県の取組などを考慮して議員により意見書案に対する修正案が提出され可決されました。【具体的には、重度心身障害者医療助成事業に関しては、県が既に自動償還払いの方針を示していることから、本意見書の記1の「早急に自動償還払い方式を実現すること。」から削除。現物給付に関しては、まだなされていないのでそのまま記載など】

いま、本市の各種医療助成事業では「現物給付(窓口無料)」「自動償還払い」「償還払い」の3パターンの給付方式があります。すこやか子ども医療給付(住民税非課税世帯の高校生まで)は現物給付。すこやか子ども医療助成①乳幼児医療費助成は自動償還払い②子ども医療費助成は住民税課税世帯の高校生までの自動償還払い。重度心身障害者医療助成は償還払い、ひとり親家庭医療費助成は償還払いとなっております。本市独自の自動償還払いの取組も示されておりますが、他県では自動償還払い、現物給付がなされている自治体もあります。ひとり親家庭での相対的貧困率は全国的にも50.8%と言われており、本市のひとり親家庭世帯数は291世帯(741人)です。そういう方々がより暮らしやすいように本市も早急に実現するよう要請する必要があります。

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