こんばんは、かとうあきらです。
萩生田経済産業大臣は25日の閣議後記者会見で、ガソリンや灯油など燃料価格の抑制策を初めて発動すると表明しました。24日時点のレギュラーガソリン小売価格の全国平均が値上がりし、およそ13年ぶりの高値となる1リットルあたり170円20銭となることから、燃料費の高騰がコロナ渦からの経済回復の足かせとならないよう、価格上昇を押さえる「激変緩和措置」を初めて発動することになりました。
170円を超えた分の20銭に、今週の値上げ額である3円20銭を加えた1リットルあたり3円40銭が27日に石油元売り各社に補助金として投入されるとのこと。
補助金の最高額は5円で期間は3月末まで、ガソリン以外に軽油・灯油・重油も対象で、それぞれ急激な高騰を抑えるために補助金が投入されるようです。
原油価格が高騰する原因には、ロシアによるウクライナ侵攻への懸念などありますが、OPEC加盟国と非加盟国のロシアやメキシコなどで構成する「OPECプラス」が、コロナ禍で昨年から需要の先行き不透明感を理由に大規模な増産対応の見送り、協調減産を続けていることがあります。原油価格高騰は物価上昇につながり私たちの消費生活を直撃していきます。最近とくに思いますが、こんなときだからこそ生活スタイルを見直す必要があるのではないでしょうか。求める豊かさを見直せるチャンスだとも感じます。資源や経済の浪費を意識した環境や財布に優しく健康につながる生活を実践すれば、心もより豊かになると思います。