こんばんは、かとうあきらです。
環境のことです。
世界中で、資源枯渇、地球温暖化問題がますます深刻になっていますが、依然として、日本人の地球使用量は地球生産量を上回っているそうです。
私たちは、もっと環境に配慮した行動に心掛けなければいけません。
今、モノにあふれた大変便利で豊かな生活を送っていますが、その一方で、天然資源の枯渇、大量のゴミの発生、環境破壊、廃棄物処分場不足など、様々な問題に直面しています。
その問題を解決するために、これまでのライフスタイルなどを見直す必要があります。
その時に私たちに求められるのが循環型社会づくり。
最近よく循環型社会という言葉を耳にします。
環境省の循環型社会形成推進基本法の概要によりますと、循環型社会とは、廃棄物等の発生抑制、循環資源の循環的な利用及び適正な処分が確保されることによって、天然資源の消費を抑制し、環境への負荷ができる限り低減される社会とあります。
私たちは、ゴミをなるべく出さず、ゴミをできるだけ資源として使い、使えないゴミはきちんと処分することで、天然資源の消費を抑制し、環境への負荷をできる限り減らす社会実現のため、取り組んでいかなければなりません。
南さつま市環境基本計画の、基本方針3にも、循環型社会の構築があります。
廃棄物等の発生抑制への取り組みとして、まず私たちが出すゴミを減らすことが大切です。
南さつま市環境基本計画の、基本方針3循環型社会の構築の基本施策①では、ゴミの減量化が示されています。
環境省の一般廃棄物処理実態調査によりますと、本市のゴミ総量は平成20年(2008)12,039トン、平成25年(2013)11,468トン、令和元年(2019)10,513トンと、人口減少に伴い、総量こそ減っていますが、ひとり当たりのゴミ排出量は、平成20年810g、平成25年836g、令和元年846gと、減るどころか増えております。
さらに、本市のゴミを再資源化したリサイクル率は、平成20年(2008)15.6%、平成25年(2013)14.7%、令和元年(2019)11.1%と年々低下しています。令和元年の鹿児島県平均15.6%、全国平均の19.6%と比べても大きく下回っております。
現状は、ゴミが増えているのにリサイクル率が低下しているわけです。
豊かな自然を守るため、しっかり取り組んでいかないといけません。