周産期医療体制と助産院

こんばんは、かとうあきらです。

本日、一般質問のヒアリングで、各担当課の方々から質問内容についての確認などがありました。

市役所ロビーでは、障がいのある子らが創作活動を楽しむ「子ども美術教室・ピカソ」の豊かな感性が詰まった作品が飾られております。また、12時半からは今用アシェルさん(母国カザフスタンで、現在ご主人の実家のある金峰町でお仕事や地域交流をされている)のバイオリンのクリスマスミニコンサートが開催されました。さまざまな交流がある市役所です。

引き続き、周産期医療について勉強しております。

産婦人科を設けた新薩南病院が令和5年春に開業することで、本市の周産期医療助体制が整ったことになるのだろうか?新薩南産院に近い加世田は通院しやすいです。しかし病院から遠い他の町からの通院は大変だと思います。坊津なら枕崎市の産婦人科へ、金峰なら鹿児島市へという選択も考えられますが、笠沙から加世田へは遠い。都合の良いバス時間があれば良いですが、なければ早く出向いたり長時間待つことも考えられます。妊婦さんが運転するのは危険で家族の方の送迎が必要となる場面もあります。そもそも車を持っていない方などはどうするか?

公営の助産院はできないだろうか?

人口減少が続く本市の未来のため、子どもを産みやすい環境を整えることは、いまから始めるべき課題です。環境を整えたから必ず人口が増えるわけではありませんが、何もしないと確実に減っていくと思います。 周産期医療体制が整備され、助産院は緊急時の搬送を嘱託医を介さずとも医療の整った大病院などへ搬送依頼できる仕組みができております。H29.9.29厚生労働省からこの仕組みを活用するようにとの通知も出されております。この周産期医療体制の仕組みを活用することで、医師と機材を必要としないために、産婦人科より低予算で助産院が造れます。自宅の部屋を改装し助産院を開院する方もいるそうです。市内の空き家を活用すれば更に低予算で造ることも可能です。公設公営の助産院はできないだろうか?

さらに助産院ができ、そこに地域の子どもや大人が集まれる小さな地域サロンのような場所が併設できれば、つながりある子育て環境ができるように思います。

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