ヤンバルトサカヤスデ

「今年はヤスデが多いよ」今朝の市内巡回時、武田の内布集落で、お年寄りの方がおっしゃっておられました。

確かに市内各所で家の周囲などに石灰を撒いているのを見かけますし、私も何度か道路を横断しているのを見つけたこともあります。

ヤンバルトサカヤスデは鹿児島県でも生息域を広げている台湾で発見された外来生物で、繁殖力の強さや天敵がほとんどいないという点から一度侵入を許してしまうと撲滅が難しい生物で、農作物に被害を与えたり人を咬んだり刺したりはしませんが、時に異常発生し、おびただしい数で集団移動(県本土では8月~1月頃までが集団移動期のようです)したり、壁や塀によじ登ったり、家屋の中に侵入したりすることから、非常に不快感を与えるとして不快害虫とされています。

私の住む上鴻巣では今のところ見かけず、近所の方も見てないとのことですが、地域で協力しながら生息しにくい環境づくりにも取り組んでいきたいものです。そのために、土手の草払いや下草刈りを徹底し、日当たりをよくし、暗く湿った場所をつくらないようにすることや、側溝の周辺も含めて清掃を徹底し、ヤスデが入り込まないようにして、雨水に流れて移動することを抑制することも、ヤンバルトサカヤスデの蔓延防止に効果があるようです。

そういった対策を発生前に取り組むことが大切でありますので、どうぞよろしくお願いいたします。

ヤスデの思い出として、世界自転車旅でジンバブエ共和国の道路を走行中に、道いっぱいに大量に発生したヤスデの大群に遭遇し、黒く大きいヤスデたちをタイヤで潰しながら進んだことを思い出します。無駄な殺生はしたくなかったので一気に進んだのですが「サクッ、サクッ」とスナック菓子を食べたときと似た音が不快に響いていたのを覚えております。

また本日の自宅前での上鴻巣休憩所ですが、寒く風もありましたが観光資料などを並べて外出したところ、降りだした雨で紙資料が濡れてしまいました。休憩所は毎日設営したいのですが、今後天候が怪しいときは、無理な休憩所の設営は慎みます。特に平日は人通りも少なくなりますので、観光資料を無駄にしないためにも注意して設営いたしますので、ご理解どうぞよろしくお願い致します。

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